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小日向文世


 1954年1月23日北海道生まれ。東京写真専門学校を卒業後、77年にオンシアター自由劇場入団。串田和美演出「魔人遁走曲」、佐藤信監督作「ハムレット」で主役を演じ、96年同劇団解散まで中核的存在として活躍する。解散後は映画、テレビと活躍の場を広げ、2000年12月から放送のBSフジの話題のシチュエーションコメディー連続ドラマ「JJママ!」ではパパ役でレギュラー出演。さらに、2001年公開の富樫森監督作『非・バランス』では哀しい“オカマ”役で主演を勉め、2001年フジTVの連続ドラマ「HIRO」では、明るい中年事務官“松次”役を好演、話題を集める。映画出演作に、原田和夫監督作『上海パンスキング』(88)、萩本欽一監督作『シネマジャック・なんかへん』(94)、小栗康平監督作『眠る男』(96)、三枝健起監督作『MISTY』(96)、黒沢清監督作『復讐-運命の訪問者』(96)、伊丹十三監督作『マルタイの女』(97)、平山秀幸監督作『愛を乞うひと』(98)、中田秀夫監督作『ラストシーン』(01)などがある。舞台、テレビ出演多数。