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真希役
牧瀬里穂


 1971年12月17日生まれ。90年に相米慎二監督『東京上空いらっしゃいませ』で映画デビュー。吉本ばなな原作を映画化した市川準監督『つぐみ』(90)と伴せて、キネマ旬報賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ヨコハマ映画祭、おおさか映画祭、山路ふみ子賞などなど15の新人賞を軒並み受賞すると同時に日本アカデミー賞主演女優賞も獲得。また、92年の神山征二郎監督作『遠き落日』では日本アカデミー賞優秀助演女優を受賞している。その他の作品に、沖田総司を演じた薬師寺光幸監督作『幕末純情伝』(91)、山田洋次監督作『男はつらいよ/拝啓車寅次郎様』(94)、本田昌宏監督作『四姉妹物語』(95)、主役のクルタ役で声の出演をした日豪合作ファミリー動画物語『クルタ』(95)、神山征二郎監督作『宮沢賢治-その愛-』(96)、大森一樹監督作『ドリームスタジアム』(97)、山川元監督作『卓球温泉』(98)、阪本順治監督作『顔』(00)、博多ムービー『ちんちろまい』(00)がある。テレビも横溝正史シリーズ『悪魔の手毬歌』他 6作品(90〜97)、TV初出演となった『二十歳の約束』(92)、三蔵法師役を演じた『西遊記』(94)、のほか、『新婚なり!』(95)、『太陽がいっぱい』(98)、『点と線を追え!』(98)、山田太一ドラマスペシャル『小さい駅で降りる』などに主演、最新作は『北条時宗』(00)、舞台もスパニッシュミュージカル「バルセロナ物語」(91/92)、つかこうへい作、主演「飛竜伝‘92」(92)、宮本亜門演出の音楽劇「狸御殿」(96)、杉村春子主演の「晩菊」(96)、蜷川「カルメンと呼ばれた女」(97)、野口英樹演出「Right Eye」(98/99)、ジャパニーズポップスグラフティ「上を向いて歩こう」(99)、「乱舞」(99)、ABC50周年記念ミュージカル「火の鳥」(2000)などに出演、2001年は福岡 博多座にて「ロミオとジュリエット」に出演した。また、91年には竹内まりや作詞・作曲によるファースト・シングル“Miracle Love”を発表、レコードデビューを飾り、新人として50万枚を売り上げ、記録をつくる。93年には全国5カ所でファーストコンサート“P.S.RIHO”ツアー。そのほか、ラジオ、CMや、日本レコード大賞などの司会と幅広いジャンルで活躍を続けている。