美術のちから
2014.12.11
撮影もあと6日となり、このドラマの大きな力であるセットが先日、すべて壊されました。(涙、涙、涙、)
尊敬してやまないセンスの持ち主、美術のコバチャンと(小林史幸さん)、セットって人とちがってお別れにハグできないから切ない・・・・・とスタジオ最後の日に各セットへの思い入れをお話していました。
美術の皆さんがアイデアを毎回出し命を吹き込んでくれて、お部屋は主人公が毎夜考えて寝て、また朝を迎えたように本番の私を包んでくれていました。
美晴のお部屋はまるで自然のなかの図書館みたいな。
本当に、観葉植物と本をこよなく愛しているのです。
これはある種の、成長に喜びを感じる人物なのだと、時に美術からヒントをいただく事もあったっけ。
柴田監督のアイデアにも感激です。
住んでる温度をかんじる素晴らしさ。
たくさんあった傷一つ一つがいとおしかったです。
過去を忘れるように勉強に明け暮れ、自分の子供をそだてられなかった心の余白を植物に注いでいたかのように。
セットの窓をぼーっと眺めていたら、向こうに道があり、街中の声が今にも聞こえてくるようでした。
・・・・・・そんな今はなき、愛すべきセットも皆さま本編で楽しみにご覧になってくださいね。
皆さまには少しだけ早く、チラ見せいたしますね。
今日の名古屋は小雨です。
が晴れ女の私、いま出番直前、太陽がでてきました。
晴れ女、美晴見参!
では皆さま、 あたたかくしてお過ごしくださいね。
have fun!
美術のコバチャン、美術の強者たち
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